あっけなくまた1年が終わろうとしておりまして。
もう恐ろしいほどのスピードですね。
9月から、少ししか仕事をしておりませんが、にもかかわらずこれといって記すほどのできごともなく、かといって身辺も片付いていないという相変わらずのグダグダっぷりでございます。
それでもラッキーだったのは、ヒマだったおかげで先週末から体調を崩した母に代わって炊事ができたことくらいでしょうか。ヒマ万歳!な今週です。
さて、そんな中でも細々と映画鑑賞強化月間(もはや月ではなくシーズンですが)は続けておりまして。
念願のバカ映画、見ました。
やっぱり英国コメディはよかですばい。
『ホット・ファズ』
★★★★
これ、前から見たいとは思っていたんですよね。
でも、タイトルを忘れてまして。いや、そもそも見たいと思ったことも忘れてたし。
英語教室のレセプショニストのMさんとたまたま一緒にツタヤに立ち寄った際、薦めていただきまして、見始めてようやく「あ、これはあれだ」と。
ともあれ細かく笑えます。
舞台はイングランドのカントリーサイド。
英国に行ったことがある人もない人も、いつかどこかで見たような、憧れの英国カントリー。「イギリスの美しい田舎町」的なタイトルの雑誌記事や旅行パンフのイメージ写真でお目にかかるような…といえばおわかりいただけるでしょうか。
昔ながらのホテルやパブ、お互いが顔なじみのコミュニティ。
大した事件など起こりそうもないこの町に、「優秀過ぎて目障り」と飛ばされた警察官のお話です。
ドタバタアクションにミステリとゴシックホラー風味を少々加え、気持ちよくゴッタ煮すること120分、見事にバカバカしく仕上げられております。
アクション映画好きにはたまらないオマージュ作品だそうですが、門外漢のアタクシでも無問題で楽しめました。
あの『エリザベス』のケイト・ブランシェット陛下がチラ出しています(カメオ出演っていうんですね)。あんまり「チラ」なので、私はネットで調べないとわからなかったくらいです。ある意味、贅沢な映画かもかも。
『パイレーツ・ロック』
★★★★
こちらは60'sポップス満載のゴキゲン映画。上記『ホット・ファズ』と役者が少々かぶってます。
英国では1960年代にロックの放送が法律で制限されていた時代があったそうで。「そんなら英国の国土ではない海上ならどうよ!」ってことで、北海に浮かぶ船をラジオ局に仕立ててロックをガンガンに流しちゃった…ってなことが、なんと実際にあったそうで。
なんといっても、この船上ラジオ局を切り回すDJたちのキャラがステキ。
フィリップ・シーモア・ホフマン…ええ、以前ここに書いた『ダウト』でメリル・ストリープと共(怪)演してた人です…も良いですが、ニック・フロスト(『ホット・ファズ』のダニーくん)も田舎警官とはまた違った味を出してるし、ボス役のビル・ナイもHF(ホット・ファズ)では田舎警官だったんですが、これまたカッコイイ。
そして、かの『ノッティングヒルの恋人』におけるウェールズのマスかき男・スパイクことリス・エヴァンスがイカしてること!!
ひとつだけ、悪役(ケネス・ブラナーって名優なんですってね)の描き方があまりにも型にはまりすぎと言うかヒットラー過ぎなのは、せっかくの配役なのに残念だったかな。
あと、アビーロードまで行きながらビートルズナンバーがまったくかからないのはオトナの事情なのかしらんとか、ボウイ様のレッツダンスは時代が違うんじゃないかとか思うんですが、楽しかったのでオーケーです!
ええ、オーケーです。そしてオーケー・ゴーです。
新作PV出ました。
Last Leaf
なんと215斤のパンを使ったそうです。
消費期限が過ぎて廃棄処分にされるところだったパンだそうで、こういう何気ないこだわり(なのか?)が、オケゴの魅力でもあります。
オケゴはバラード系の曲もなかなかよかですよ。というかこっちの方が好きだったりします。
Let It Rainもかなり好き。
2010年12月2日木曜日
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