2011年2月5日土曜日

読むぞ

たいていは忘れていて、かつ時折思い出した時は忙しかったりして自分にお預けくらわしていたんですが、いよいよ先日の入校マラソンの先が見えてきた時に買っつまいまして。
午前零時のフーガ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

レジヒルじいさん邦訳の最近作です。読み始めましたよ。うしし。


主役のアンディ・ダルジール、健在なようで良かった良かった。
良かったんですが、彼の出身とか祖先(スコットランド)とかって話になると、アテクシいつもヒヤヒヤするんですね(今回も1/3ほど読んだところで軽くニアミスしてますが)。
というのもダルジール=Dalziel って、じつはスコットランドでは「ディーエル」と読むらしく、「俺の名前をダルジールなんて呼びやがって」的なことをどこかで彼は言っていたりもして。
一番最初に翻訳した人(1980年『殺人のすすめ』の秋津知子さん?)がやっつまったんですね。
まさか40年も続くシリーズになるとは、レジヒル翁自身も予想していなかったでしょうが、邦訳ではもうずーーーっと「ダルジール」で来るしかなかったし、これからも押し通すしかないわけで。ミステリとは仕事上のつきあいは一切ない、ただの読者のあたくしですが、これは関係者のみなさん辛いだろうなぁと(自分の関係する本じゃなくてよかったぜという本音もありつつ)。
アテクシもぐんとスケールの小さいところで似たようなことをやっつまっているんですが(何のどこかは今のところ秘密さ)。
気をつけませう。そしてもし誰かがやっつまったら許し合いませう。


ともあれ、今夜も続きを読むぞよ。うしし。

0 件のコメント: