2010年8月30日月曜日

旅に出ておりました

今年の始め頃まで、目的地は英国だったのですが、挫折。
その替わりというわけでもないのですが、Tさんの発案で、南信州へ取材旅行に行ってきました。
犬ではなくてお祭り関係です。

本当に久しぶりに4日間、Macのない、つまりネットにつながらない生活をしましたよ。
ついでにエアコンもほとんどないし(実際暑いんですが)、コンビニもない、当然ながらスタバやマック(食べる方ね)も皆無。

・・・とここまで書いたのが8月22日。
ハッと気づいた本日は、すでに8月30日でございます。
いやもうちょっと、いくらなんでも暑ずぎますね。とりわけ今晩は。
23時現在、エアコンの外気温表示によると34度ですと。

追々、写真なども交えてアップいたしますゆえ、ともあれ本日はこれにて。

2010年8月14日土曜日

また観た

気温は少し下がったものの、やっぱ蒸しますね。
洗濯物を干し終わったとたんに雨が降り出したというかわいそうな午後を過ごした、本日の私です。
でも明後日からちょっと涼しいところに行ってきますよ。
殿下を連れて行けないのが心苦しいのですが。

さて、また映画の話。
『ロード・オブ・ザ・リング』の2・3部含めて一挙に4本借りてた分の続きです。

3本目は『ドリームガールズ』。
ミュージカルってあまり得意じゃないんですが、これはよかった!
シュープリームズ(ダイアナ・ロス)とモータウンレコードの社長他がモデルのお話なんですね。
若い人にはわからんかもだけど、70年代、とくに音楽好きでもなく、ましてやR&Bという言葉も知らなかったティーンの私ですら、シュープリームズは押しも押されぬメジャーなグループで、中のダイアナ・ロスはいうまでもなく大スターというのは一般常識として知っておりました。はい。ハイティーンになる頃には「モータウンサウンド」という言葉もよく聞きましたしね。
なもんでバックグラウンドになじみがある。中年にはそれだけで入り込みやすい映画です。

まず映像がうれしくなるほどステキング。
70年代そのままのようでいて、今時のセンスで絶妙にブラッシュアップされているんですね。
とくに3人娘のステージ衣装が、めっちゃゴージャスでかわいくて、まるでバービー人形!
3人の中のダイアナ・ロスにあたるディーナを演じたビヨンセって、ワタクシ名前を聞いたことがある程度だったんですが、んまーきれいなこと!
この監督さん、オープンリーゲイだという話をどこかで読んだんですが、こういうきらびやかで派手派手な世界を、下品にせずにゴージャスかつファンタジックに表現できるのは、やっぱりゲイの監督ならではセンスなんではないかと。
あ、こういうことを言うと、ゲイだから○○とか、そういう決めつけになるかしらん?
そんなつもりはナッシングなんですが、でも、「あぁ、こりゃあゲイテイストだよね」と納得しちゃう部分があるのは否めません。
とくに「One Night Only」(良い曲です!)のビヨンセバージョンのステージとか。

そして歌!
物語の主軸のひとつが、シュープリームズ(映画ではドリームズというグループ名)の3人娘のリードヴォーカルだったのに、その歌い方が万人向け(とくに白人向け)しないだろうとはじかれちゃったエフィという女性のお話。
で、このエフィを演じたジェニファー・ハドソンがすばらしい!
って、今さら私が絶賛するまでもなく、アカデミー助演女優賞他、賞を総なめしたらしいです。
もちろんビヨンセもダイアナ演じるだけのことはあります。ルックスは相当上回ってるけど。
でもって、エディ・マーフィーーー!? こーんなに歌える人だったんスね!
いろんな人を混ぜた架空の役(ジェームズ・ブラウン成分も入ってる)らしいですが、ともかくアクの強い演技&歌い方がハマってます。
ダニー・グローヴァーはさすがに歌わなかったけど、相変わらずいい味出してました。にしても、いかりや長さんに似てるよね。

マイケル含めジャクソン5役がチラ出したり、ビヨンセのダイアナ激似写真があったり、あとオプラ・ウィンフリーっぽい(本人?)リポーターなんかもいたりと、ニヤリなシーンもいろいろです。

ひとつ残念だったのは、ミュージカル見慣れていないせいか、「ここ、普通にセリフで言った方がいいんじゃね?」と思うようなシーンがあったことでしょうか。
とくにエフィがハブられるシーン。歌が長過ぎてちょっと飽きました。

ともあれ、おぬぬめの1本。

2010年8月8日日曜日

出た、闘った、勝った。それと観た。

もう8月ですね。
せっかくブログ化したのに月1更新とはこれいかに。
しかし、ようやく先週、怒濤の入校シーズンもひとまず終わり、夏休み気分です。
ほんと、こんな私にもさせてもらえる仕事があるのはありがたいことです。
いやもうありがたい。ありがたいんですがね。ちと疲れました。
つうか、私の処理能力を上回っておりました。

さて、タイトルですが、アイツのことですよ。
夏になると現れる恐怖のイニシャルG。
あのいかにも姑息で卑しい物腰のくせに、いきなり飛んだりするところがもう最悪ですよね。
6年(?)ほど前にリフォームして以来、おかげさまで出現頻度はぐんと下がりはしたものの、しかしやっぱり毎夏どこからかやってくる。
マンション住まいの時だって、もうありとあらゆる開口部にフィルターを付け、徹底抗戦していたのですが、それでもやっぱり出ましたから。

そして本日、台所で3㎝強ほどのヤツに遭遇。
ええ、負けませんことよ、奥様。
食器洗い洗剤+熱湯でぬっ殺してさしあげましたわ。
死骸の処理もキモかったんですが、フロドたちの苦労を思い起こしてがんばりました。

あ、そうなんです。映画です。
1カ月ほどまたテレビを放置してまして。
ようやくまたDVD借りて観ました。
あたくし、どうも未だにツタヤが苦手で。
ズラーーーーっと並んだタイトルに囲まれると、いったい自分が何を観たいんだかわかるなくなるんですが、とりあえず、ワタクシなりの「失敗しにくい(してもダメージ少ない)レンタルDVD選び」基準でチョイス。
●ものすごく人気だったのに観ていなかったもの(ほとんどの話題作が当てはまる訳ですが)
●それなりのお金がかかっているもの(内容がアレでも損した気分を多少なりとも軽減できるかと)
●原作がしっかりしていそうなもの(ハリウッド的勧善懲悪モノを避ける意味で)
・・・というわけで、もうどんだけ周回遅れなのかわかりませんが、『ロード・オブ・ザ・リング』、まずは先日第1部観ました。
で、とってもよくできていたので、2、3部も観ました。

感想は・・・原作読んでいないので何も言う資格はない気もしますが、いや原作がそうなんでしょうけど、ホビットたちの冒険(魔法使い含む)だけが描かれていた方がおもしろかったような気がします。
っていうか、ホビットかわいス。
最初はフロドもサムもみーんな本物の低身長の人たちかと思って、「スゲー!うまくてルックスもぴったりの役者をこんなに揃えただけでも喝采ものーーー!!」と感動していたバカな私です。
それだけ撮影技術とセンスがすばらしいってことですよね。
人間同士のドラマは、正直、私にはちょいと退屈だったし、戦争しすぎ。
書かれた時代と国からしてしょうがないんでしょうけれど・・・。
東とか南の方に邪悪なのがいて、西の方が味方ってのもねぇ。
んで、敵軍の衣装や小道具・大道具のデザインが、いかにも非西欧文化ってのもねぇ。
あと、オオカミとか象が悪者にされてるのもねぇ。
そのあたりがモンゴロイドにして哺乳類好きとしては微妙に残念な気持ちです。

とはいえ堪能しました。ええ、お腹いっぱい。
しつこいですが、ホビットたちがかわいい。
ガンダルフもイイ!(クリストファー・リーもですが、こうした要所に大俳優を迎える配役、好きですね)
あと、あの耳の尖った弓矢の王子さん、無駄にカコイイっすね。いや、あの役どころにぴったりなので無駄じゃないけど。
そしてリヴ・タイラーのきれいなこと! どーしてあの父親からあんな美しかわいいドーターが!?と。
でもって、やっぱりケイト・ブランシェット陛下、さすがの存在感ですよね。
あのお方のドスのきいた声の出し方が大好きです。

本日は以上!

あ、ダリ氏は元気です。