2011年3月13日日曜日

炉心溶融

爆発は水素によるものだったそうですね。
にしても福島第2、女川の方もまだ充分に冷えていないそうで。
まだまだ予断は許しませんが、一旦止めた自動モードの換気扇、オンにしておきました。
そしてこの動画↓NHKでは一切流してませんでしたが、どうなんでしょう。
http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-pacific-12720219
まぁ、ショッキングな映像ゆえパニックを恐れてのことだろうけど、水素爆発だってわかったんだから情報公開すれば良いのに。
※4/1現在、上記リンクは別の動画に差し替えられているようです。私の勘違いかとも思うんですが、タイトルは今も"Explosion at Fukushima nuclear plant"のままなので。

いずれにしても未来永劫、こういう事態、いやもっと大きな災害が起こらないという補償は1ミリグラムもないわけで。格納容器に海水を入れて冷やしてもそこには放射性物質がたんまりあるわけで。コンクリで固めたところでそれをボロボロにするくらい放射能の力はスゴイんだよね? どんなに立派な安全機構を備えていても、その装置はいつか必ず老朽化するわけで。想定外のスケールの災害だって起こるわけで。
やっぱやめとくべきだと思うんだけど。
原発だの核兵器だのって。
未来に対していくらなんでも無責任すぎると思う。

2011年3月12日土曜日

地震

もう昨日になりますが、すごかったですね。
ちょうどTさんと電話中、「あ、揺れてる」「ここは1階なんであんまり揺れないんだよ」「まだ揺れてる」「結構揺れるね」「・・・・」「一旦切りましょう」。
横揺れなので、最初はまぁ大したことはないだろうと。
築50年オーバーの木造家屋2階なので、鉄筋のマンションに比べてかなり体感震度は大きいはず。だから大したことのない地震でも結構揺れるわけで。
なーんて経験則も、いつまでも続いてどんどん強くなる揺れにガラガラと崩れ去り。
未体験ゾーンの揺れに、脳からなにがしかの汁が出た感じで。
デスクの下に潜り込んだ直後、ドサドサと周囲に積み上げられた過去仕事の書類山脈が崩れ、本棚から中身が飛び出し、しかもまだ揺れている。
もはやこれまでかもしれない・・・と、さすがにちょっと覚悟しましたね。

階下ではおびえたダリが、わめきまわっておりました。

あれから12時間弱、未だ杉並の木造家屋2階では、微妙な揺れを感じます。
いや、私がめまいを起こしているのか。

テレビに写る津波、それに気仙沼の火の海。
胸がしめつけられるような、というか胸の底が抜けたような、恐ろしさです。
現地の人はどんなに怖いだろうと、想像すらつきません。

これ以上の余震がないことを祈りつつ。
現在無事でブログを更新できる幸運に感謝しつつ。
とりあえず寝ます。

2011年3月10日木曜日

ベントンとカーター

本日もつぶやきモードで。
ERシーズン15、間もなく最終回(明日らしい)追っかけ再放送の本日、ダグ&キャロルそしてベントン先生登場で懐かしさ全開。
カーターくんの腎臓移植手術に見学と称して付き添うベントン先生、イイねぇ。
初期しか見ていないので、古株キャラが出てくると旧友にあったような気分です。
とくにベントン&カーターの師弟コンビは、ふたりが近況をポツポツ語るどうということないシーンでも、じつに味わい深いです。
そうそう、ダグとキャロルが別れずにちゃんと夫婦でいたことにもホッとしたり。
キャロルが手配した腎臓がカーターの腹に収まったわけだけど、劇中ではキャロルは提供先がカーターだってことを知らず、ダグにベッドの中で「ドクターだって」と寝入りつつつぶやくところも憎いねぇ。
・・・と、観た人しかわからないこと書いてます。

それにつけてもERは放送15年だそうで(本国ではとっくに終わってるらしい)。
うんうん、そういえば国内出張先のビジネスホテルや、海外取材先のホテルで見たこともあったっけ。
明日はグランドフィナーレらしいので、録画しよう。

2011年3月9日水曜日

再会@くやくそ

本日はややツイッター調で。
いや「なう」的時系列ではないんだけど、こういう感じでつぶやき散らかしたい今日この頃です。

本日、軽く10年はご無沙汰していたKKさんと再会。
彼女の用件がらみで区役所にて落ち合い、ランチをおごってもらったでござる。
●現時点で同い年、生年は1年違い(私が1つ上)
●同じ業界、古くからの知り合い、ともに関わった仕事複数
●犬好き&犬飼い
●子なし(彼女は既婚)
●高齢の親との同居
まぁ、ざっと挙げただけでもこれだけ共通点がある中年女が揃えば、しゃべらないわけがない。毒が出ないわけがない。
「あ゛ー、そうそうそう!」な話で盛り上がりました@区役所喫茶スペース。

最も感動したのは、彼女の愛犬ジョンくん(愛犬4匹のうちの唯一の男子)のすばらしいテーブルマナー。通常、一般の犬の皆さんは、食器に顔を突っ込んで一気にガフガフいただくところ、このジョンくん、一口ごとに食器から顔を上げ、正面向きでヤムヤムヤムとよーく噛んでゴックンなさるのだそうで。
以前、過去日記でも登場した甲斐犬ミックス(ほぼ甲斐犬ですが)の彼は、数千匹に1匹いるとかいないとか言われる、生まれながらにお行儀の良い貴公犬確定、ということで意見が一致しました。ま、過去日記に登場した理由(彼とKK家のお嬢犬たちとのアバンチュールで予期せぬ子犬誕生)を思えば、愛情生活の方は品行方正というわけにはいかんかったようですが。

ところで、NHKのBS2にて、ERの最終シーズンが一挙放映中だそうで。
全編というわけにはいかずとも、ところどころ見ています。
カーターくん、さすがにおじさん顔・・・と思うアタクシもおばさんに。
ダグ・ロスとハサウェイとベントンが出る回はちょっと楽しみです。

2011年3月1日火曜日

ミレニアム

いよいよ春めいてきましたね。
いや、本日は雪の予報もあったんですが、それでも寒さがゆるんできたのがわかります。

2月初めの校了と、その後の特急仕事も無事に入校した…はずで。
そうこうするうちにまた次の仕事へと、徐々にねじが巻かれてきた感じですが、先週はひさびさにツタヤ詣でをば。
いえね、ミレニアム2&3がレンタル解禁となっていたのを知ったからには、借りないわけにはいかんかったのです。なにしろ去年の秋に見た最初の1本がガッツリおもしろかったので。いや、あれだけ陰惨な話を「おもしろい」というのもいかがなものかと思うんですが。
ともあれ、本日は最初の1作をご紹介。


『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 』
★★★★★

原作はスウェーデンの推理小説。そもそもこの小説(未読です)、人口900万人ほどのスウェーデンで3部作合計290万部売れたそうで。3人に1人とまではいかなくても(いや成人指定だし、貸し借りして読む人を含めたらそのくらいになるかも?)、ものすごい勢いで読まれまくったそうです。本国に留まらずヨーロッパを中心に大ヒットしたこの本を見逃していたのは、ミステリ読みのアテクシとしてはうかつでした。
ミステリとしての筋立ては、まぁ、おおむね想定の範囲内です。そもそも、この21世紀に、本当に意外な結末なんてものはほぼ不可能ですから(ないわけじゃないyo)。
※以下、微妙にネタバレ含みます。